会社設立までの流れ
会社の設立までの大まかな流れは、以下のとおりになります。
1.会社の基本的事項の検討と決定
商号を決める
事業の目的を決める
本店所在地を決める
発行可能株式総数を決める
一株の価額を決める
資本金の額を決める
株主になってくれる出資者を決める
株券を発行するか不発行とするかを決める
機関設計をして、役員を決める
取締役の最大人数と任期を決める
事業年度を決める
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2.定款の作成と認証
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3.資本金の払込みと、取締役の調査
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4.会社設立登記
見てのとおり、「会社の基本的事項の検討と決定」のステップが一番大変で、かつ一番大切なところです。
これをもとに会社の憲法たる定款を作成します。最初の基本的事項さえ決まれば、あとはそれを正しく書面に落としていくという作業になります。
書面が正しくできれば、公証人に定款を認証してもらい、その後資本金を払い込みます。そして最後に会社設立の登記申請書類を一式用意して、法務局に登記申請すれば、約2週間後に会社の設立登記が完了します。
それでは、会社設立の作業を具体的に見ていきましょう。